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日本が誇るH3ロケットが先月打ち上げに失敗したまさかの事情

2026/01/20 08:00 公開

H3ロケットの先端部
H3ロケットの先端部

 昨年末の2025年12月22日いつものように難なく打ち上げられた国産H3ロケット8号機なんですけど、なんと打ち上げに失敗したというあまりにも衝撃的なニュースが報道されたことをご存じの人は多いと思います。😨

 まだ初号機時代はエンジンが本調子でなかったこともあり打ち上げ失敗が続いていた経緯もあったけど、今回の失敗はエンジンそのものが原因ではなくその他の本体機構に因るものであることが伝えられました。📢

 その機構とはロケット先端部に取り付けられていて、打ち上げ時の気流抵抗や衝撃などから衛星を防御している、フェアリングと呼ばれるカバーを宇宙空間で開くという仕組みで、今回の失敗はこの機構に関する何らかの異常が検知されたことが原因だったそうです。🧐

 そもそもこうしたフェアリング機構は日本だけでなく諸外国のロケットも共有されているものであることと、またこれまで日本で打ち上げられていた経緯の中にこうした原因で失敗したという事実がないことからも、今回の誘因がいかにレアケースであるかを如実に物語っていると思わずにはいられません。🧠

川崎重工フェアリング分離放てき試験の様子
川崎重工フェアリング分離放てき試験の様子

 これは日本の著名な重工業によるフェアリング機構の放てき(一斉に手放す様)試験の様子なんですけど、このようにフェアリング部分がパカッと割れているのが分かると思います。👀

 H3ロケットの先端部に取り付けられているこのフェアリング部が、宇宙空間に達した後しっかりと機能を果たすことで衛星を放出する態勢に入るわけなんですけど、今回はこの部分が機能した段階で想定外の異常が検知されたとJAXAが公式に発表しており、その詳細な経緯については以下のような流れになっているようです。

  1. フェアリング放てきプロセスが完了
  2. その際何らかの異常な衝撃をフェアリング下部で検知
  3. すでに着火された二段目エンジンに停止信号が送られる
  4. 推力不足により衛星放出軌道まで上昇できず失敗と判断

 そして現在もなお総力を挙げて原因を追究中であることから、今回の状況下で得られた情報等を基に様々角度からのシミュレーションを駆使していることが予想されるものの、先に述べたように今回は世界的にみても非常に稀なケースであることを鑑みると、果たして再現性があるのかさえはなはだ疑問視されているのかもしれません。🤔

 もし仮にそうだとしても原因が特定できないまま、安易に打ち上げを再開できるような類のものでないのは先刻ご承知のことですから、ここはJAXAとしての悩みどころでもあり同時に新たな日本産業の存亡危機にも直面していると言えると思います。😞

 2003年にJAXA(宇宙航空研究開発機構)が発足してからと言うもの、すでに50回近くの打ち上げ成功を達成していて、H3の前身であるH2に至っては成功率98%を誇っていたことからも、確固たるロケット技術基盤を持っている日本だからこそ、今まで例のないこうしたレアケースを教訓としながら、高度な検証環境の構築と更なる多様なデータ収集ノウハウの確立により、飛躍的にレベルアップした安全性と汎用性のある宇宙産業への回廊が開かれると信じています。💖

 今は早期解決に向けた焦りよりも、確実性が最優先で求められる時の渦中であることはすでに理解されていることでしょうし、日本に純粋な未来と希望を誘える唯一無二の存在として、また人知れず多くの国民も大いなる期待を寄せていることを背中を押すバネとして、前だけを見てどんどんと突き進んでいって欲しいです。🐗

 そして何より今問題解決に携わっている各位の皆さんの夢が、再び歓喜の調べと共に白日の下に現実となりますことを切に願っています。。。


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