ここ数年私たち人類はこれまでになく異常なまでの地球温暖化(=沸騰化)を体験してきているんですけど、世界の中で今最もこの影響を大きく受け続けている地域があることをご存じでしょうか。🤔
それは昨年大渇水の被害に遭っている南米のアマゾン川流域で、通常の平均的な水位が約23m前後であるにも関わらず、一昨年前には約13mと一気に10m近くも低下するという現象が発生しただけでなく、その上流にあたるマデイラ川ではなんと水位19cmというほぼ渇水状態が続いていたそうです。💦
これは地球沸騰化とエルニーニョ現象の相互作用によるものとされていて、気象庁でも「乾季が10年ごとに1週間ずつ長くなっている」と警告を発しているほど、熱帯雨林地帯特有な事態深刻化への懸念が一段と深まることとなりました。🔔
ただその翌年にはラニーニャ現象が発生し一転して大洪水に見舞われ流域最大の雨量を記録、マデイラ川の水位が19cmから約16mへと回復し現在一帯ではほぼ通常の状態を維持しているようで一安心という状況です。🤗
とは言え各国の気象機関が「過去最大級の気候振れ幅」という警告を発している通り、近年アマゾン地域の環境バランスが著しく崩れつつあることは確かであることと、それにより森林火災を含めた生態系への悪影響も深刻化しつつあるということです。😨
ここで考えてみてください、アマゾン一帯は通称「地球の肺」とも言われ地球上の生命にとって欠かせない機能を持っていることから、もしこうした異常事態が常態化するようになれば、業者による森林伐採の影響とは比較にならない程森林の枯死が一斉に広範囲に及ぶ可能性があるということ。😱
またこれは近年急増している温室効果ガスの最たるもの、すなわち大気中の二酸化炭素を吸収し削減する能力の極度な低下を意味するもので、そうなれば広大な樹木の一斉枯死により二酸化炭素が大発生し地球沸騰化の更なる促進につながることを示唆しています。🔥
そしてこの事態は、熱帯に位置するアマゾンだからと対岸の火事として安心してばかりはいられません、現に最近の日本でも夏場には日射量の増加に加え特有の地形とヒートアイランド効果も相まって、日本の都市環境はアマゾン化していると評されることもあるくらい似通った気象環境を共有しつつあるようです。🌎
今後メディアがどのように世界的な地球沸騰化の現状を発信し人類への周知と認知を促せるかが、こうした事の重大性に対処するための最大の鍵になるかもしれません。🔑
私たちにはまだ事実を正しく知る術を知らなくてもその権利があるのですから、同様に正確かつ的確に情報を発信してくれる誠意あるメディアや機関の存在と機動力こそ、人々の理解を生み多くのアイデアや協調性を養えるようになるのではないでしょうか。📺
いまだに地球沸騰化でさえただ暑さが際立つだけと思っている人々が大半だとしても。。。