今地球上にいる生物は細胞によって形作られているのはもちろん、様々な細胞の活動によってこの世で生き続けられるのは言うまでもありませんよね。😀
それゆえ、その恩恵にあずかっている代償として、こうした細胞群の活動に必要な栄養分を常に補給しながら、その存続を維持することこそが生命活動の根源でもあります。🍔
この様々な細胞が体内でどのように働いているかは、このはたらく細胞を見れば一目瞭然なんですけど、実は一番肝心なところが描かれていないのでちょっと補足させていただきたいと思います。😓
はたらく細胞
それは環境への適応能力のことで、周囲の変化…主に温度や湿度等の変化が細胞にどのような影響を与えるのかが個々の生物の体調の変化に直結してくるからなんです。💦
私達人間で言えば、夏はベタベタして暑いと感じたり冬はキンキンして寒いと感じますけど、その刺激が電気信号で神経伝達されるのと同様に、細胞自身もまた同じように刺激を受けてそれぞれに特徴的な反応を生じさせているのです。👀
例えば最も反応が生じやすい皮膚の表皮部分で言えば、今の時期空気が冷蔵庫の中のように冷たく乾燥してきて、手の甲などがカサカサしてきたり手荒れが起きてくる人は少なくないと思うんですけど、これは細胞の保湿に必要な水分などが大気中に奪われてしまい硬くなり弾力性がなくなってくる現象です。💧
また同じく寒さの影響によって腸内細胞の活動が鈍くなって便秘気味になってきたり、腸では体内の約70%の免疫細胞を生み出していることからも、その活動低下は即免疫力の低下に繋がって様々な体調の変化を実感するようになります。💪
反対に暑ければ暑いで最近よく聞く暑さ指数が危険レベルに達するような近年の酷暑ともなれば、有無を言わさず細胞活動の維持が困難になって部分壊死や機能不全に陥って、即座に生命の危機に直面することにもなりかねません。😱
暑さ指数
そして異常気象の今年は、10月まで真夏のような日が続いたかと思えば12月になって突然真冬のような日が続くようになって、本来適応能力に優れたさすがの細胞群もこの急激かつ短期間の変化に適応できなくなってきているのではないでしょうか。😷
細胞も生き物である以上、近年の異常な気候変動に適応するにも限界があるのも事実で、これが私達自身の生命に直接関わってくるからこそ、これまで以上に季節の移り変わりに注意を配り、時に細胞を労(いた)わる心遣いが必要になってくるのかもしれませんね。💗