先日とあるニュースバラエティー番組の中で、日本の著名なトランスジェンダーの一人でタレントのはるな愛さんが、ご自身の自叙伝としてNETFLIXで来年早々に映画公開されるということを知りました。😮
はるな愛さんと言えば、かつては有名歌手のモノマネで一世風靡(いっせいふうび)したことは言うまでもありませんし、タイで開催された「ミス・インターナショナル・クイーン2009」で見事優勝を果たしたことでも有名ですね。💁
他にも某芸能人から一方的なプロポーズがあったり、最近ではロマンス詐欺の被害に遭ったりと七転八倒な人生を謳歌(おうか)されながら、今もって芸能界で明るく元気な姿を披露(ひろう)されています。😄
すでに戸籍上の性別を変更しているトランスジェンダー女性でありながら、本名である男性名をあえて戸籍変更しないのはなぜなのかを考えると、芸能人ゆえの難しさがあるのかよく分からないんですけど、そもそもトランスジェンダーを売りにしていたことも関係がありそうですね。🤔
とは言え、現代社会で生きる上で性差を意識しなければならない婚姻や、家庭・医療のような特定の類を除けばそう多くはないですし、特に人生の流れの中で最も時間を有する割合の大きい仕事の中では、ほぼ性差にこだわらない職種が大半を占めていることからも、自身の性について意識している間も少なくなってきているのかもしれません。🕐
性の多様性LGBTという括りにおいて、社会を生きる上で最も過酷に思えるのはやはり性のトランスであると言えそうですけど、それは自身の心に体を合わせることを意図するものですから、愛さんのように元々心の性に合わせられる恵まれた体型・体質であればいいものの、特に日本のような人を見る目に厳しい風土の中では果たしてトランスすることが、必ずしも本人にとって本当に幸せな世界となり得るのか分からないと思うんです。😞
でも幸いにして現代の日本社会では、少しずつですけどようやく性の多様性への扉が開かれようとしているのも事実で、特に人生の基礎を築く教育の場やトランスを安全かつ精巧に実現する医療の場においても、ひと昔前とは比較にならない程に高度な進化を遂げつつあるようです。🥰
あとは人を見る目の厳しさがどれだけ穏やかになるかにかかってくると思うんですけど、これについては一人一人見る目が違うわけですから何がよくて何が悪いかは一概に言えませんし、仮に好意的だとしても懐疑(かいぎ)的だとしてもあくまでその人の素直な感性によるものですから、その目を真に受けるか避けるかは最終的に本人の受け取り方次第という気もします。😓
そしてトランスにおける最大の焦点は、どんな状況下でも決して自分自身を否定してはならないということ、簡単に言うならどんな時でも常に自分自身を好きでい続けられるかということです。💖
そもそもトランスとは本人が望む自身の幸せのために、多くの犠牲を払って成し遂げる期間限定の宝物のように思うんですけど、例えば時間とともに衰える外見や心身の不調に遭遇してもなお、自信をもって自分自身を愛することができなければそこに自分という存在を失うばかりか、これまで絆を深めた身近な人々までをも不幸に陥(おとしい)れるかもしれないと思うんです。😭
だからでしょうか、特にトランスジェンダー女性は世の男性以上に男らしいと言われる由縁とされているのは。。。
来年封切られる愛さんの映画にも、もしかしたらそうした男気溢れるシーンが観られるのかもしれませんね。。。
そしていつか閉じられた空間ではなく、白日の下で自然な姿として人々の心に映る日を信じて。。。