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これからの性の多様性への理解度が人類の未来を決めるかも -その6-

2025/11/25 08:00 公開

性の多様性をイメージしています6
性の多様性をイメージしています6

 私たち人類のほぼ全員は地球上のどこかの国や地域に生まれ育ち、その囲いの中にある独自の慣習や思想・常識・ルールなどに(もと)づきながら生活しているんですよね。👩

 そしてその囲いの中では当たり前のやり方や考え方であっても、それが他の囲いの中では間違ったやり方や考え方だったりすることも当然あるわけです。😰

 それはある意味宗教的な違いのようにも思えますし、他の囲いとの交わりではそこに違和感や嫌悪感・劣等感などという、自他の立場を差別化し自然と意識してしまうのも人間の弱さゆえの防御反応とも言えそうです。🔫

 この日本には「日本教」という宗教こそないものの、日本と言う囲いの中で暮らし続ければ自然とこの国ならではの習慣や常識が(つちか)われて、それが日本人の秩序として心の中に植え付けられていくのです。🗾

 もちろんそれぞれの囲いの中の秩序にも一長一短がありますし、それぞれの常識・非常識の判断にも多かれ少なかれ必ず違いがあるもので、それを他の囲いに生きる者が評価したり優劣を決めることなど、本来するべきではありませんしそもそも不可能な話だと思うんですよね。🤔

世界中の人々
世界中の人々

 最近は日本でもいわゆる移民問題が起き始めてきていて、「日本は移民に甘い」とか「在日外国人を優遇しすぎ」のような庶民の声が増えているようですし、ニュースでも毎日のように外国籍を持つ人の犯罪が報じられるようになってきています。🥶

 でもだからと言って、それをただ単に異国民の常識を疑うことで解決しようとするのはあまりに浅はかな間違いで、その根底にあるのは世界的貧困(●●●●●)という切実な死活問題に直面しているからこそなんですよね。💰

 人類がこの現実問題を排除しようとまた過去のシナリオ通りに戦争でリセットするか、人としての新しい道を自ら切り開き平和とともにリセットできるかは分からないけど、いずれにしても性の多様性への真の理解を会得するために日本ができることは、まず今の移民問題を平和裏に解決できなければその先はないような気がするんです。💦

 なぜならたまたま生まれた場所が違っただけのマジョリティーにさえ異端の目を向けるような、いたって視野の狭い感性しか持ち合わせていない人間でしかないとしたら、ただでさえ異端の目を向けられがちなマイノリティーに相対すれば、それ見たことかのごとく差別や偏見の感性に満たされてしまうのは言うまでもないですし、また残念なことにこれが生物として自然の感覚でもあると思えるからなんです。😭

 こうした現状を打破するためにも今はまずマジョリティー同士の差別や偏見をなくす努力が不可欠ですし、そのために最低限必要なことは言葉や体裁ではなく実行・実現力を発揮して、一刻も早く国内ならびに世界の貧困や格差を一定程度まで確実に是正することが大切であって、おそらくこれだけでも世界各国・地域との協調と連携が必須となり各国政治家にとって最大の試練になるでしょう。🧠

 もしこれが叶えられた時にこそ人は自身の心を取り戻し、人類初の人としての多様性とそれに続く性の多様性への真の理解への道が切り開かれると信じています。。。


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