今年の夏は本当に暑かったようで、平均気温が日本史上過去最高を記録したのはまだ記憶に新しいと思います。😥
そこで早速日本気象データベースを使ってこの夏の兆候を解析してみたところ、ある不思議な現象が見えてきたんです。👀
と言うのも、これまで暑さというのは主に日照り(日射)の強さが深く影響するものと思われてきたんですけど、今年の夏は昨年に比べても日射量がかなり低かった。。。つまり晴れた日が少なかったにも関わらず、記録的な平均気温の高さになったというわけなんです。😦
では何がこの異常な暑さをもたらしたのかということで、先日某テレビ局で特集していた番組内でその理由に関わる研究結果を公表されていましたので、改めてこちらでも記事にしてみた次第です。📺
この夏が特別暑かった理由とは、画像をみればお分かりのとおり日本近海の海水温が地球上で最も高かったのが起因しているとのことで、これにより日本の太平洋岸を流れる暖流たる黒潮の流れが変化し、本来千葉県沖で岸から離れる流れだったものが東北地方の上方まで流れるようになり、結果日本の太平洋岸一帯の海水温が高い状態となってきているようなのです。🗾
つまり日本本土からみて北東方向の海水温が異常に上昇していることにより、温室効果ガスでもある水蒸気量もこれまで以上に増加してきており、本来日本を冷やすはずの北東気流でさえそこに蓄積された熱気を含む高温化した水蒸気を運んでくるという最悪な状況を作り出しているようなのです。😨
というわけで、四方に海で囲われた島国日本のこの夏は、太平洋高気圧によってこれまで以上に異常な水蒸気と熱気に覆われつつも、高気圧の勢力が比較的弱かったため上空の冷気を一掃できなかったことで、一連のゲリラ豪雨・雷雨などが頻繁に起きるようになり上空に溜まった相当量の水蒸気が一気に降り落ちるようになってきたと結論づけられそうです。🤓
そして今私たちの知らないところで、日本の現状に危機感を抱きながら日夜研究を続けている科学者や組織団体などからも、こうした報道番組のようにいずれこの状況を国民に伝えてくれるはずです。📢
最近よくニュースや天気予報など耳にする「災害級の危険な暑さ」というのは、すでに日本の夏が生命維持に重篤な状況をもたらしている真剣なシグナルであると捉えて、これから私たち自身が生活する上でどのように行動していかなければならないのかが問われているのです。🤔
こんな時期にもしも大地震が起きて、地域一帯が一週間停電が続いたら。。。と想像できる人は、ぜひとも次期総理大臣として活躍して欲しいくらいです。🎌