topimage

もういいやなんてそう簡単に自分をあきらめないで -その2-

2025/04/04 08:00 公開

満開の春を過ぎて散り始めた桜
満開の春を過ぎて散り始めた桜

 では-その1-の続きです。💁

 あの一見誰しもが裕福になったかのように思われたバブル時代ですけど、詰まるところ借金による身の丈(●●●)を越えた存在に興じていただけの、文字通り仮想現実の世界だったことに多くの人々が気付くようになっていきました。🎈

 そして身の丈(●●●)を越え借金でその身を支えていた経営者や個人の中には、その返済に行き詰まり自らが守るべき会社や家庭の維持・存続のために、これまて積み上げてきた資産や名誉・プライド更にはその身を犠牲にしてまでも、その存在にゆるぎない愛情の念を抱いていた人も少なくなかったようです。💗

 そんなバブル崩壊の悪夢が現実化したことでこれまでの社会理念や秩序そのものの崩壊が始まり、多くの企業は危機感を意識し自社の存続が大命題になるとともに、終身雇用の廃止や賃金の大幅カット・大規模なリストラまた企業間の統廃合・吸収合併により、雇用を度外視した運用資産の確保とブランド力の維持に努めざるを得ない状況が続くようになりました。💦

 企業社会がそうした状況でしたから個人となれば更に過酷を極め、現代とは真逆でいくら働きたくても人件費を減らしたい企業の多くはその門を固く閉ざし、その中には稼ぐ手立てを失って自暴自棄になる人も少なくなかったと聞いています。👂

 幸いバブル期には男女雇用均等法が制定されたものの、以前女性に対する雇用差別は根深いものがあって、特に女性が単身で生き抜く術も限られたままの社会情勢が続くことになり、低賃金でこき使われたり文字通りその身をもって稼ぐしかない状況も少なからずいまだに続いているのがこの国です。🗾

 今あなたが10代20代なら、あなたの実親はまさにこうした社会の苦境の中を生き抜いてきた氷河期世代にあたるでしょうし、そんな社会事情のもとでも二人が望んだ家庭を築いたり、そうでなくても一時(いっとき)でも自分を許せる異性との出会いがあったのは事実ですよね。💘

 女は自分の分身を産み落とす時、その子の未来を無意識の中に思い浮かべて希望と期待をその瞬間に()せるもので、今あなたが生きているということは母親の希望と期待を裏切る生まれ方ではないということができます。🤰

 これまでの話は次の-その3-への布石となるんですけど、今あなたのいる状況がどうであれ実親「特に実の母親」にとっては、あなたがこの世で生を(さず)かっている事実しか映っていないということを忘れないでいてください。💓

 今あなたが実親のことをどう思っていても構いません、それが今も昔も変わらない現実であり真実なのですから。。。


●コメントの 表示 には JavaScript が必要です●