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裏切られたと感じた時あなたならどうしますか -その1-

2025/09/05 08:00 公開

信頼とはまさに赤い糸が結ばれた状態のこと
信頼とはまさに赤い糸が結ばれた状態のこと

 人間がこの世の中で生きていく上で、必ず誰しも経験することになるのがこの裏切り(●●●)というシチュエーションだと思います。💔

 そのシチュエーションのほとんどは人間関係の中で起きていて、これが個人同士の関係であれ仕事上の関係であれ、本来お互いが暗黙の信頼や信用で結ばれ安堵感や自己肯定感で満たされる心の絆(赤い糸)の発現が始まりなんですよね。🥰

 人は心の絆が芽生え始めると、これまでアカの他人だった人であっても少しずつ親近感に身を寄せながら、抱いている未知なる相手への脅威に対する自己防衛本能を少しずつ薄れさせ、その人の存在を素直に受け入れる意識の準備体制が次第に整ってきます。🤗

 この流れには一人一人個人差がありますから、ある人はあっという間に相手を信用して心の絆を結ぶことができたり、またある人は長い年月をかけてゆっくり信用の度を深めながら心の絆を結ぶようになったりしますし、そこで結んだ絆の太さもまた一人一人の個人差によるところが大きいと思うんです。💘

 そして絆を結ぶまでの時間も絆の太さも、今を生きる自身が抱く期待や願望・希望や憧れなどの欲や(ごう)を満たしたいという、想いの強さによって大きく変化することも自然の摂理にかなっていると言えそうです。😇

 その絆の太さは欲や業を満たすための意識の強さに深く関係しているようですし、赤い糸で結ばれている者同士うまくその強さの均衡を保たせることこそ、その関係を長く続けるための究極奥義になってくるんだと思います。👭

 だけど長い人生という時間の流れの中で、人間は人であるがゆえに様々な環境や状況の変化に晒されますし、それに応じて人の気持ちや感情に変化が起きることもまた自然な姿なんですよね。💓

 ここで最も肝心なことは、自身が結んでいる絆への想いの強さとそれをどこに見出しているかということで、それはごく普通の友達レベルから命と引き換えるレベルまでとても幅広く、また自身の人生の中で最も重んじる真心と照らし合わせた時、絆の存在を意識させているポイントが自身の真心と共感できるものなのかということです。💡

 例えばまだ知り合って間もない人と仲良くなって友達感覚で遊べるようになって、さらに自身が日頃からこれだけは譲れないと思える真心…言い換えれば心を解き開く鍵のようなもので相手の心の扉を開くことができたなら、それこそ親友や恋人とも呼べるより深い関係になれることも十分あり得ますし、時とともに絆の太さもより強固なものとなっていくでしょう。😀

 また社会に出るとほとんどの人はお金に執着せざるを得ない生活へと自然に誘われていくことで、新たな欲や業が宿りそれがいつしか自身にとっての生き甲斐になる人も決して少なくないことから、真心を忘れ欲や業をどれほど満たせるかに価値観を見出し、それが絆の太さとなって結び付けられるようになります。💰

 さてここで問題です、この両者がもし裏切られたと感じた時どのような行動をとると思いますか。🤔

 答えは実にシンプルで、真心をもって絆を深めた前者は裏切られたとしても自身で開けた心の鍵を静かに閉じることができる一方、欲や業によって絆を深めた後者はそもそも心を開け閉めする鍵を持たないので、沸々と沸き上がる恨みや憎しみだけを(ひるがえ)して相手を敵視し報復すら辞さなくなることになります。💢

 そういう事の始まりで言えば最近の特殊詐欺でも分かるように、相手との絆を求めその太さを一時的にでも強固なものにするのは意外と簡単なことだけど、それが裏切られた時にとる行動はすでに絆を結び始めた時点で決まっているのかもしれませんね。😎

 真心で築いた絆と欲や業で築いた絆またそのどちらの比率がより高いかによって、裏切られた時の行動にもそれぞれ千差万別あるというのはもちろんのこと、その人の本性が垣間見れる瞬間でもあるということなんですね。👀

 あなたが前者であれ後者であれ、それは今のあなた自身が理解できることでも決めるものでもなく、あなたの中の本当の自分自身の姿であることを、その瞬間に自覚できて初めて幸せになれる人もいれば、あえて自覚できない方が幸せかもしれない人もまたこの世に存在することを知っておくのも良さそうです。。。


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