トー横ってこのところ定期的にニュースで取り上げられていたりするんですけど、最近ではオーバードーズ(薬物の過剰摂取)が問題になっていたりして、どうしてもネガティブな印象をもってしまうのは私だけでしょうか。😟
これも一つの現実逃避の手段なのかな。でも私のようにごくフツーに育てられてごくフツーに成長してきた者にとっては到底わかるはずのない世界観が、トー横のような繁華街の一角に確実に存在しているというのは、個人的にちょっとした好奇心を芽生えさせてくれたりもしています。😲
もちろんここに集まる若者の気持ちがわかるなんてこれっぽっちも思っていないけど、同じ一人の人間としてどこか放っておけないような気がするんです。
理解できないものは拒否したい排除したいという気持ちがあるのが人間なのはわかっています。ただ理解したくてもこれまでの生活環境や価値観があまりにも違いすぎて、とてもお近づきになんてなれないと思うもう一人の自分もいたりします。
幼少時代から家庭内での虐待や性被害を受けていたり、学校にも行かせてもらえなかったり、学校に行けても常にいじめやハラスメントを受け続けたりとかして、人生に対して心身ともに絶望感や虚無感でいっぱいな人と、一体どう理解し合ったらいいのでしょうか。
フツーに生きることがむずかしい人々がここにはいます。この際ハッキリ言わせていただきますと、実は私が今一番心配しているのが集団自殺の場にならないかということなんです。😫
人には集団心理というものがあって、一人でいる時は何ごともなくても二人以上になると態度が一変することも珍しくありません。すでに心が折れ依存性の高い精神が培われている者にとって、そうした集団の中に旗振り役が現れた時、いい意味でも悪い意味でも自分自身の意志に関係なく、どこかへ導かれてしまうのはとても怖いことだと思うんです。😨
ここにどうにかしてあげたいと思うもう一人の私もいるんですけど、ここにいる若者もどうにかして元に戻りたいとは思っていても、実際にそこにたどり着くまでに相当長い道のりを一緒に歩むことが必要でしょうし、それを個人的な努力だけで解決できるとはとても思えない。。。
この世に生をうけて健康に恵まれながらも、こういうところで人生の大切な時間をもてあそんでしまうのは仕方ないとは言え、いつしか自分で自分を諭(さと)す心が芽生えて元のフツーの世界に戻れるようになるまで、ただただ見守ってあげることしかできないのかなと思うと正直はがゆいです。
苦しんで生きているのはあなただけではありませんから。そういう姿を人に見せていないだけなんです。素直に態度に示せるあなたはちょっとうらやましかったりするんですよ。😝