前回は多くの人が利用している組織(主に企業)運用やサービスにおける裏切り行為についてのお話でしたけど、今回はそうした組織に属している職員や従業員からの裏切り行為について書いてみようと思います。👔
とは言え今回は、前回お話した組織の信用を悪用して自身の某欲を満たすという、社会秩序を乱す犯罪行為に該当するものではなく、本来裏切り行為とは呼べないけれど現場によってはそう感じられる可能性があることを想定した行為についてです。🤔
それはズバリ退職、つまり今まで属していた組織を自ら脱退する行為のことなんですけど、これさえも組織への裏切り行為として感じている人がいるとしたら、間違いなく職場内の上司であり同じ職を共にしている同僚にあたる人たちでしょう。🤓
そういう人たちの前で直接自分の意志を伝えることは、組織の傘の下で今まで同じ仲間として培ってきた信頼の絆を断ち切ることになる辛さや心苦しさ、そしてそもそもその組織に入ろうとしていた頃の自身のひたむきな心への裏切りともとれることもあって、ひと昔前とは異なる近年のセンシティブな若い世代にとってその強い苦悩と恥辱の程は、そうした状況を何度となく体験してきたこの私にもとてもよく分かるつもりです。💔
今では退職代行サービスも増えているようで、そうした退職の意志を直接伝えられない人たちの拠り所になっていることも承知しているんですけど、サービス利用の理由として「引き留められそうだったから」や「自分から言い出せる環境でないから」が全体の70%近くであることを考えると、それが組織に対する裏切り行為であるかのように少なからず感じられているような気もするんですよね。😤
なぜならその組織を退職する断固とした意志があればこそそれが正当な理由になるのであって、その意志が自身の中でまだ明確になっていなくてただ現状から抜け出したいという思いだけなら、組織から脱退する究極の選択のほかに一旦現場を休む(休職)という選択肢も残されているからです。😰
もちろんその選択をしても退職したいという暗黙的な意志は他の人たちに伝わることでしょうし、もし本当に組織が自身の存在を必要としているのであれば、その意志の深層を伺い積極的に体制改善に臨んでくれるかもしれません。💪
またそうならなかったとしても、ある程度時間的余裕を得ることで改めて現場の状況を俯瞰(ふかん)的に観られるようになるので、今一度自身の意志の本質に立ち返り本当の自分が悔いのない次のステップを決められるチャンスになると思うんです。🧠
退職は組織への裏切り行為ではないけれど、それをどう捉えるかは自身の心の中でしか決められないことですし、これまで結ばれてきた信頼の絆に価する人たちの想いをどのように維持しながら次のステップにつなげるかを考えることも大切です。🤗
退職代行サービスを利用すれば確実で楽に組織と縁を切れるけどただそれだけ。。。
もし勇気をもって自身の言葉で意志を伝えられたら、全く予想していなかった意外な展開が待ち受けているかもしれません。。。
退職は長い人生のごく一時に過ぎないのですから、そのことを理解している組織こそ自身にとって最も適した空間になると思っています。。。