ブラックリストと聞くとどこかやましい匂いを感じませんか。😎
すぐに思い浮かぶのがクレジットカード申請や新しい住まいに入居する際に行われる信用審査だったり、金融や教育機関など信用を必須とする機関や企業への就職時の審査だったりと、その人の社会的信頼性をデータベース化しているのが通称ブラックリストと言われている情報群です。👮
今や詐欺がはびこるこの時代にあって、これらは現代社会にもはやなくてはならない安全鍵のひとつであるとともに、その存在そのものの信頼性をも厳格に問われるべきものでもあるんですね。🤔
そして今の時代最も危険な状況になっているのが、皆さんがよく利用されているインターネットの世界であることも事実で、日頃ネットに携わっている各種管理者が利用者の気付かないところで、セキュリティー向上に日夜悪戦苦闘しているのです。💦
そういう意味ではインターネットの世界にも当然ブラックリストというものが必要になりますし、そうした情報を利用して不正アクセスからサーバーを守り安全性を高めることも必然となりつつあるのが現状なんですよね。👻
フィッシングメールに代表される迷惑メールの送信者や、サービスを停止させるDDoS攻撃の発信者、またマルウェア感染したデバイスからの不正通信者や、その他明らかに怪しい不正アクセスが検知された通信者などの情報を世界中の専門機関や組織などから入手し、主にIPアドレスを基軸としたデータベースつまりインターネット上のブラックリストがすでに管理運用されています。😤
インターネットは基本的に誰でもどこからでも利用できるものだからこそどのように利用するかも人それぞれで、スマホでSNSしたりPCで動画を見たりと多くの普通に利用している人もいれば、中にはちょっとイタズラしてしまおうとばかりに通常の動作とは異なる操作をしてくる人もいたり、それらをプログラムボットによる自動的な操作で代行させたりする人もいます。😝
そうした通信の挙動はネット上にある世界中の専門部署が常時監視しているそうで、不正な挙動を検知するとそれを解析して悪質なものをブラック情報としてデータベース化していくという流れも、この現実世界とほとんど変わらないものなんですね。🧐
このブラックリストによって不正な操作をした者の情報が世界中に晒されることになりますので、それをもとにサーバーの運用側で事前に安全な対策をとれるのが最大のメリットというわけなんですけど、実はその反面デメリットも少なからずあったりします。💨
それはズバリ誤検知や誤情報によるもので、ブラックリストの種類によってはいわゆるサクラのように一定の意図をもってイベントを演出して、あたかも不正があったかのように見せかけた情報を含めたものや、専門部署の解析が思わしくなく実は不正でないものを疑不正としてしまうこともあるようです。🕵
またネットの特性上不正を働いた者の情報そのものが自身で偽装できたり、主なプロバイダーやクラウドなどのネットサービスでは利用者一人一人に予めランダムな情報を付与する仕組みになっていて、管理が甘いところですと時にブラックリストに載っている者の情報が勝手に付与されてしまうようなケースもあったりして、その利用者が不正をしたわけではないのに結果として必要なサイトやサービスにアクセスできなかったりメールが送信できなくなることもあるんです。😰
そういうわけでネットにもこうしたブラックリストがあれば安心というわけにはいかないのが、現実世界にはないネットの世界ならではの難しさだったりするんですよね。😞
ブラックリストそのものはネット上の安全性を高める上で大変貴重なものですけど、それだけを鵜呑みにできないからこそシステム管理者の質が問われるのがインターネットの現状のようです。。。