2020年頃から世界で利用されるようになったアプリ「Giggle for girls」が、今世界中で物議を醸し出しているそうです。😧
このアプリは生物学的な女性のみ利用可能なのが特徴で、女性へのあらゆる偏見や差別から身を守り安心かつ安全な女性スペースを確保する必要性があると考えた、あるオーストラリア人の女性が作成したものです。👸
その発端になったのは彼女自身が男性からの性暴力を受けたことからの反動によるもので、自分の身を守りたいという一心からこうした発想が生まれたのはとてもよく理解できますし、また同じ思想を共有する女性にとっては待望のアプリとして称賛されるに価するべきものかもしれません。💖
そんな時あるトランスジェンダー女性(生物学的男性)がこのアプリを利用していたことが発覚し、しばらくして強制的にアカウントが削除されたため当事者が裁判に訴えるというトラブルが起きたようなのです。👮
そして先日連邦裁判所が出した判決は当事者の勝訴とされ、これによってこのアプリは違法であるという認識から残念ながら今後運営できなくなる可能性が高いと思うんです。💧
今回の判決も世界的な風潮でもある「性の多様性」の観点から、マイノリティーへの差別や偏見を認めないという真っ当な理念によるものと理解できるんですけど、個人的にはちょっと腑に落ちない部分も正直あるんですよね。🙄
と言いますのも、最近この多様性というキーワードだけが独り歩きしていて、社会的に弱い立場にあるマイノリティーに更なる理解を!というところまでは分かるものの、それを受け入れるマジョリティーが抱く思想や観念などの想いがお座なりにされ過ぎていないかという不安もあるのです。🤍
もっと言えば、今取り沙汰されているのはトランスジェンダー女性とシスジェンダー女性(生物学的性別と性自認が同じ女性)との間の限られたトラブルのような気がしますし、これを根本的に解決するためにはいかに性犯罪や性暴力を完全になくせるかにかかっているはずです。💪
性の多様性は人類の進化にとって欠かせないとても大きな課題ですし、個人的にも大変興味がありますのでこれからも記事として取り上げていきたいんですけど、一言だけ強く言わせていただければ「一方的な多様性のごり押しはナンセンス!」とだけ言っておきますね。👄