日本ではニュースでも報道されている通り、今年4月の平均気温は過去に例がない高温となりました。😡
この画像はいつもの日本気象データベースを使って、東京における1990年から今年までの4月分を抜き出した気象オーダー覧の一部なんですけど、平均気温の高い順に並べられていてそのトップには2024年4月がきているのがわかります。👀
これによると過去に例がない高温とは言え、2段目に並んでいる2018年4月の平均気温と0.1℃しか違っていないことからも、異常というほどには高くなっていないと言えると思います。💧
でもこの図の右端にある「天気傾向」という欄を見てもらえるとわかるんですけど、2018年は快晴や晴れの天気が多かったのでその分日射によって気温が高まったと判断できるものの、今年は曇りや雨という日射のない天候が多かったにも関わらず、気温が高くなっていたという現象が起きていることになるんですね。😨
この一見不自然な気象現象こそが過去に例がない根源で、今後の日本の天候を占う重要なファクターの一つになろうかと感じています。💡
これはまさに地球温暖化が関係しているのは言うまでもないんですけど、世界中で起きている異常で突飛な気象現象と比べれば、まだこの日本においてそれほどの実感がわかない人も多いと思います。😅
ただ唯一日本ならではの異常気象と言えば、高温多湿な気象現象が長い間続くようになってきていることで、この「長い間」というのが最も動植物の生育環境に深く影響していることは否めません。😱
現に今年の冬は熊などがほとんど冬眠できなくなっていたことからも、その影響が顕著に表面化していることをうかがい知ることができますし、桜の短い開花時期以外はすでに春を通り越して夏場に近い高温傾向になっているのも皆さんが実感されている通りですよね。😔
こうした異常気象が予兆なく突然発生することが当たり前になりつつある現在において、私たち日本人ができることは継続する高温多湿な状況の中でも安定した生活を営めるようにすることです。👪
すでに日本では今年夏の甲子園は酷暑になりがちな昼間の時間を避けて開催するようになりますし、各自治体ではクールシェルターなるものを用意してくれるようになっていたりして、これからに備え少しづつでも現実に対策が進んできているのはとてもいいことです。💖
そして今後もしかすると、私たちの生活そのものを大きく変えなくてはならない転換点を迎えるかもしれないけれど、これを自然戦争と捉えてとにかく生き続けることを最優先で考える必要がでてきそうな気もしますね。🔔