これはLGBTQのT（トランスジェンダー）に関するお話です。💁
そしてそれは生まれ持った生物学上の自分の性別に違和感が生まれ、異性としてのあり様をありのままの自分として認識するようになることで発現する、本当の自分だけが理解できる性自認を尊重することです。🧠
つい先日生物学的性別が男性の当事者が、戸籍上の女性として性別を変更することが最高裁判所で許可されたというニュースが飛び込んできたんですけど、革新的だったのは性別適合手術をせずに性別変更が叶えられたというこれまでになかった事実。🎉
というのも、これまで日本で戸籍上の性別を変更するには男性女性に関わらず性別適合手術が必須条件だったんですけど、昨年の2023年10月には家庭裁判所での判決により女性から男性への戸籍変更に事実上手術の必要がなくなり、今回はその逆の男性から女性への戸籍変更にも同様の判決が下りたものと思われます。👩
でもここで多くの人々が大きな誤解に陥りやすいのが、性自認だけで戸籍の性別が変更できるという安直な考え方かもしれません。😞
先にお話しした性自認の尊重はトランスジェンダーとして大変重要な位置づけにはなるものの、だからと言ってこのことが社会の秩序を乱したり脅威になるようなことがあってはならないのは言うまでもありませんよね。😨
そのために真のトランスジェンダー当事者は、異性の容姿や身体機能に近づけようと異性ホルモンを継続的に投与することで、少しでも違和感なく社会的秩序を乱さないよう人知れず日夜孤軍奮闘しているのです。👫
今回手術なしで性別変更が認められた男性当事者も女性ホルモンを投与し続け、女性に似た容姿に近づいていたものと裁判所が判断したために下りた判決であって、心が女性であり容姿や身体機能が男性のままの人が戸籍変更を許可されたということではないんですよね。😅
以上をまとめますと、今までは真のトランスジェンダーと認められた上でもなお戸籍性別変更に必須だった性別適合手術を、真のトランスジェンダーと認められるだけで不要としたことこそが革新的現実として捉えてもらえたらいいと思います。😀
でも真のトランスジェンダーは分かっているものです。。。あくまで社会通念上の口実として性別が変更できるだけで、自分の身体的性別は決して変更できないという底知れぬ絶望感を。。。
そしてそれでも一度しかないこの人生を、自分らしく生きていられるのならそれでいいということを。。。
